アニメでは制作側の意思によって配役が決まり、オーディションが行われないこともあります

人気アニメの配役の決め方

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アニメは次から次へと新作が登場し、その数だけ声を当てる声優が必要になります。しかしながら、声優の数に対してアニメの声を当てることができるのは、ごくわずかの人に限られています。その理由は、配役の決め方に理由がありました。例えば、人気のアニメの場合には、すでに原作者が声優を指定してくる場合があります。ぜひともこの声を指定の声優に当ててほしいという要望があり、制作側はよほどの異論がなければ原作者の声を尊重することになります。こうした場合、主役級の配役のオーディションは行われず、結果的に制作側の意思によって配役が決まっていくことになります。他方、予算の少ないアニメの場合、オーディションで配役が選考されます。

声の調整を行う場合

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ある程度声優の配役を決めておいて、その上でオーディションという形で声の調整があるということは、実際に声優がラジオ番組などで何度も発言しています。制作側が求める声があり、それを俳優が作り出すことによってキャラクターが生まれる事があります。興味深い逸話として紹介するのは、とある人気アニメのキャラクターに大御所の声優が選ばれたときのことです。この声優はイケメンボイスとして知られていますが、制作側に自由にやってほしいと言われ素っ頓狂な声を出したところ、それが当たってアニメの主人公に新たなキャラクターが肉付けされたことがありました。これにより、アニメが面白い方向へ進んでいくことも多く、現場では何が起こるかわからないです。

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